「ヒアルロン酸」
いろいろな雑誌や広告で目にするようになった言葉ですよね。なんとなく「肌にいいらしい」とか、「関節痛にも効くらしい」といった漠然とした印象をもっている人が多いのではないでしょうか?
さて、このヒアルロン酸は、実際はどういうものなのかというと、アミノ酸の一種であるムコ多糖類です。もともと、人間の身体の中にも存在しています。結合組織を構成する成分のひとつで、皮膚や眼球、関節に多く含まれていますが、残念ながら、年齢とともに少なくなり、特に、40歳代後半からは減少が著しくなるようです。
ヒアルロン酸の一番の特徴は、その保水力。1gあたり、約6000mlの水分を保水する能力があるといわれています。水と結合しやすいヒドロキシル基という成分を含んでいるからです。乾燥しがちな肌に効果があるといわれるのもこういうところからなのですね。
ヒアルロン酸は抽出すると白い粉末状の物質なのですが、水に溶かすとべたつかないゲル状になります。この粘度が非常に高いのも特徴といえるでしょう。これを活かして、保湿用の化粧品などにも多く使われているのです。
しかし、ヒアルロン酸は、外から塗るだけではなく、サプリメントとして摂取することによって、より大きな効果が期待できる成分でもあるのです。なぜ、食事からの摂取ではなく、サプリメントとして摂取するかというと、ヒアルロン酸が多く含まれていて食用できる部分というと、魚の目玉や鶏の鶏冠といった通常あまり多く食べることのできないところだからです。それに、そういった食材をそのまま摂取するよりも、身体の中に吸収されやすい成分で作られているので、サプリメントが有用とされているのです。