今、化粧品業界でもヒアルロン酸は注目の的。ドラッグストアやデパートの化粧品売り場で化粧品の成分を見てみると、いろいろな基礎化粧品や、美容液等に配合されていることに気づくと思います。化粧品ばかりでなく、シャンプーやリンスにも、ヒアルロン酸を配合したものが出回っているほどです。
なぜ注目されているかというと、一番の理由はその保水力でしょう。1gで約6000mlの保水力を持つといいますから、たった1gのヒアルロン酸が2L入りのペットボトル3本分もの水を保水する能力があることになります。ですから、ほんのわずかな量で、肌の保水力を保つことができるのです。それに加えて、元来人間の身体の中に含まれている成分ですから、化粧品に添加しても安全性が高いということも、ヒアルロン酸に注目が集まっている理由だと思います。
ヒアルロン酸の効果というと……? 分子量が大きいために、皮膚に塗ってもあまり効果は期待できません。例えていえば、目の細かいザルに大きな石を通そうとしているようなもの。低分子化しているものであっても、ザル= 表皮の下にはなかなか届かないのです。確かにザル=表皮の上にヒアルロン酸は留まりますから、その驚異的な保水力で肌の乾燥は防げることと思いますし、皮膚の潤いを保つには効果があると思います。しかし、それはあくまでも表面の話。皮膚のハリのもとであり、皮膚の新陳代謝のためにも重要な真皮の部分にまでにはなかなか届いてはいないのです。
だからこそ、ヒアルロン酸入りの化粧品を塗るだけではなく、サプリメントで定期的に体内から補うことが重要なのです。